褒められると嬉しいけど、自分から「聞いて聞いて」と言えない。
人前では謙虚に振る舞いたいけど、心の中では「本当はもっと認めてほしい」と感じている。
そんな感覚に覚えはありませんか?
それは、性格が捻くれているわけでも、欲張りなわけでもありません。
この記事では、そんな矛盾した気持ちの正体と大人の承認欲求の上手な満たし方を一緒に考えていきます。

嬉しかったこと。とで満たされる。
自分の気持ちを整理する時間に。
第三者に話を聞いてもらいませんか?
褒められたいのに言えない……その「矛盾した葛藤」の正体
「調子に乗ってると思われたくない」「でも本当は認めてほしい」。
この2つの気持ちを同時に抱えることは決して珍しいことではありません。むしろ、真面目で周りに気を配れる人ほど、こうした葛藤を抱えやすい傾向があります。
表向きは控えめに振る舞いながら、心の中ではちゃんと見てもらいたいと思っている。
まずはこの気持ちの正体を、一つずつ整理していきましょう。
良いことがあっても、自分から話せなくなってしまう理由
理由①自慢っぽく思われたくない気持ち
嬉しいことがあっても、「これを話したら自慢に聞こえないかな」とブレーキがかかってしまう。自慢話=良くないという思い込みから、素直な気持ちを飲み込んでしまいます。
謙虚さを大切にする気持ちの表れでもありますが、このブレーキが極端に強すぎると厄介。気が付いた時には、嬉しかったことをそのまま口にすることができなくなってしまった、ということも。
理由②過去の経験が影響していることも
子どもの頃、何かを報告したときに「調子にのるな」と言われた経験があったり、他人とよく比較された経験はありませんか?こういった過去の経験から、自分自身の長所や努力をなかなか認められなくなってしまいます。
そうすると、大人になっても自分自身の成果を口にすることに躊躇ってしまいます。「認められないのではないか」と、無意識のブレーキがかかりやすくなるのです。
これは性格の問題ではなく、過去の経験から身についた一つの反応パターンにすぎません。今の自分自身が悪いわけではないのです。
謙虚な自分と「認めてほしい自分」。このギャップは自然なこと
注目されたいけど、集めすぎるのは怖いという矛盾
褒められることは嬉しい。でも、注目を集めすぎると「気を引こうとしている」と思われないか、不安になってしまう。この相反する気持ちは、どちらも本音です。どちらかが間違っているわけでも、我慢すべきというわけでもありません。
ギャップは自然なこと
人前での謙虚な振る舞いと、内面の「認められたい」気持ち。この2つにギャップがあるのは特別な悩みではなく、多くの人が多かれ少なかれ抱えているものです。
「本当の自分はどっちなんだろう」と悩む必要はありません。両方とも、あなたの自然な一部なのです。
運営担当 逢沢このギャップに気づいたところで、そもそも「承認欲求」とはどこから来るものなのか、少し掘り下げてみましょう。
承認欲求は、なぜ生まれるのか?
「承認欲求」は人と関わりながら生きる上で備わっている、自然な欲求の一つです。
心理学の世界では「人とのつながりの中で認められることが、安心感や居場所の感覚につながってきたのではないか」という考え方も。つまり「認められたい」と感じること自体は、弱さでも未熟さでもありません。
年齢を重ねても消えないのは当然のことで、責める必要のない、ごく自然な気持ちなのです。
私たちが抱えているのは、複雑な「大人の承認欲求」
子どもの頃の承認欲求は「褒められることで安心を得る」というシンプルなものでした。
でも大人になると、「認められたい気持ちを表に出すのは恥ずかしい」という社会的な感覚が加わってしまう。その分、より複雑な欲求に変わっていきます。
大人の承認欲求は、なくすべきものではなく、上手に付き合っていくもの。
決して恥ずかしい感情でも、卑しいものでもありません。
では、大人の承認欲求はどのようにすれば満たされるのでしょうか?褒められたり評価されたりすればそれでOKなのか。
次はその点を見ていきましょう。
大人の承認欲求は「他者からの反応」で満たされにくい?
褒め言葉や高い評価、SNSの「いいね」など、他者からの反応は承認欲求を一時的に満たしてくれます。
ただ、こうした反応の多くはその場限りのもの。「ちゃんと自分を見てもらえた」という深い実感には届きにくいという特徴があります。
反応の数や大きさよりも「相手が自分自身をきちんとみて、受け止めてくれた」という感覚の方が、満足感には結びつきやすいと言われています。
承認欲求を満たせないまま我慢を重ねると、頑張ること自体への意欲がじわじわとすり減っていきます。
「どうせ誰も気づいてくれない」という感覚が積み重なると、たとえ良い結果や成功があっても虚しく感じてしまうことも。小さな我慢の積み重ねでも、放っておかず、どこかで受け止めてもらう機会を作ることが大切です。
「大人の承認欲求」を健全に満たす4つの方法
では、具体的に「大人の承認欲求」を満たす4つの方法を紹介していきましょう。
自分自身の承認欲求を満たすことは、自己肯定感を高めるうえでも大切なこと。自分の気持ちに蓋をせず、ゆっくり解放していってくださいね。
方法①小さく伝える練習をする
いきなり大きな自慢話を連発する必要はありません。「今日ちょっと嬉しいことがあってね」くらいの軽さから、小出しに伝えていく練習を始めてみましょう。
「こんな話しても反応しづらいのでは…」と、相手の反応を気にする気持ちは、少しだけ蓋をしてみてください。もしかしたら相手も素直に喜んでくれるかもしれませんよ。
少しずつ慣れていくことで、抵抗感も和らいでいきます。
方法②他者の反応に依存しすぎない工夫を持つ
SNSで「いいね」数を多く稼いだり、その場限りの反応だけに頼る方法をもつことを一旦忘れてください。
そして、自分自身をしっかりみてくれる相手を持っておくことを意識しましょう。そうすることで心の満たされ方が変わってきます。反応の数を追いかけるより、深く受け止めてもらう経験を意識してみてください。
方法③自分で自分を認める習慣を持つ
これが一番すぐに試せる方法かもしれません。1日の終わりに、その日頑張ったことを一つだけ認めてあげる時間を作ってみてください。
寝る前に「一文だけ」日記をつけてみる。お風呂に入りながら、今日頑張ったこと・褒められたことを思い出してみる。
誰かに言われなくても自分がまず気付いてあげる。それが心の土台になりますよ。
方法④安心して話せる相手を見つける
評価や比較をせずに「ただ聞いてくれる」相手がいると、自分自身の気持ちを伝えることへのハードルがグッと下がります。
家族や友人、パートナーなど身近な相手に話せる相手をひとり見つけてみてください。もしそうした相手がいない場合は、次に紹介する「話し相手サービス」を利用する方法も選択肢の一つですよ。
一人で抱えず、話してみるという選択肢
「話し相手サービス」とは、第三者の聞き役に話を聞いてもらう傾聴サービスです。
話し相手サービスの詳しい紹介はこちら


聞き役は求められない限り、余計なアドバイスや意見・評価をしません。まずは話を受け止めることに特化しています。
自分で自分自身を認める習慣を持つだけでなく、誰かに話を聞いて受け止めてもらう経験をもつことで、安心して自分の気持ちを話せるきっかけになります。
カウンセリングでもなく、コーチングでもない。ただ、話を受け止めてもらう。そうすることで、自分自身の感情の整理にも繋がりますよ。
「話、聞きます。」では、さまざまな聞き役を掲載している傾聴ポータルです。傾聴に特化しているのはもちろん、占い、カード、その他専門スキルを持つ人まで、自分の希望に合った聞き役をみつけることができます。
匿名で利用できるので、まずは1回だけ気軽にお試ししてみてください。話した後にスッキリした感覚が得られるかもしれませんよ。
まとめ:自分の承認欲求とうまく付き合おう
- 「褒められたいのに言えない」という葛藤は、決して珍しいことではない
- 謙虚さと承認欲求、どちらも自分自身の大切な本音
- 承認欲求そのものは、誰にでもある自然な感情
- 他者からの反応だけに頼らず、自分で認める・話して受け止めてもらう、両方のバランスが大切
- 話し相手サービスで、安心して自分の気持ちを話す方法もおススメ
褒められたこと・自慢したいことを誰かに認めてほしい気持ちは、決してやましいことでも恥ずかしいことでもありません。



「調子に乗ってる」と思われることを恐れすぎず、小さな一歩から、自分の気持ちを誰かに伝えてみてください◎


まとまっていなくていい。
うまく話せなくてもいい。
ただ誰かに話したい、それだけで予約できます。










